厄除開運 星祭(ほしまつり)のご案内
人は皆その年々の気を禀けて生きているものであります。その星が吉凶表に書いてある如く年々順に廻ってきますから善い年と悪い年が出来るのであります。
星祭というのは、お大師さまが「宿曜経(しゅくようぎょう)」と「熾盛光大威徳吉祥陀羅尼経(しじょうこうだいいとくきっしょうだらにきょう)」に依り真言密教の修法として「星供次第」をしたためおかれました。
その「星供次第」に依り、年の変り目である節分にあたり星を祭って悪い年は悪事災難を免れるよう、善い年は一層善くなるように祈る修法であります。
何人もその年の無事幸福を願わぬものはありません。この意味で当山では2月節分に沢山の参詣者の唱える万巻心経(まんがんしんぎょう)の中で、お大師さま伝来「秘宝星供護摩(ひほうほしくごま)」を厳修して皆さまの七難即滅七福即生のご祈祷をするのであります。