発菩提心（ほつぼだいしん）
真言で
おん ぼうじ しった ぼだはだやみ
と言う真言があります。
この真言の事を発菩提心と言います。
意味は
浄らかな信心をおこして、この上ない悟りを求めましょう。
願うことは自分自身も他の人にも皆一緒に、
仏の道を悟って、生死にまどわされることなく、
すみやかに煩悩悪業による一切のかかわりから解き放たれて
仏の世界に入ろう。
私は今、悟りを願い、求むる心を発起する。
このような意味です。
たとえば何かを始めようとするときが、発菩提心なのかもしれません。
昨日僕はあるお寺さんの住職になる式（晋山式 しんざんしき）に行ってまいりました。
それは盛大な式であり、厳かで、とても心温まるシーンもあり
素晴らしい晋山式でした。
僕は住職になったのが、7年前ですが その時 晋山式をしました。
父親が僕の晋山式を楽しみにしていましたが、
病気で、晋山式まで命がもちませんでした。
何も右左もわからずに住職になって
本当に辛い悲しい苦しい事が沢山ありました。
しかし、お寺様方を始め 檀家さん、友達、家族に支えられて
今現在に至ります。
本当に心より感謝しています。
これからもっともっと御恩をお返ししなければなりません。
あの時の発菩提心 忘れることなく
頑張ります。
皆様 本当にありがとうございます。
感謝致します。
合掌
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