変わってはいけないもの
長い歴史の中で仏教も柔軟に変わって来ました。
もちろんお坊さんもそうです。
コロナウイルスでマスクを着用することにもなりました。
お坊さんがお経を唱える時にマスクを外す人、着用する人それはその場その時に応じて従うしかないと思いますし、何をするにも賛否両論あると思います。
お大師さまの教えは自利利他に尽きるとお大師さまは言われました。
それは自分の幸せと他人の幸せを願うことです。
お互いがお互いのことを思いやり、お互いがお互いの幸せを願うことです。
それは思いやりです。
これだけは変わってはいけません。
コロナウイルスでまた時代は変わるでしょう。
今までの生活にもどれるかどうかもわかりません。
今までの生活が当たり前でなくなり、今までの生活がいかに幸せだったかと言う事に気付かされます。
過去は変えれません。
だからといって未来はどうなるかわかりません。
夢を持つ事、希望を持つことは大事です。
今できる事、1日1日の積み重ねが夢や未来に繋がると思います。
そんな中で失敗もたくさんすると思います。
しかし、反省しなければ前には進めません。
素直に反省して自問自答を繰り返しながら、己を改めながら、また柔軟な考えを持ち前を向いて生きていきましょう。
正しいと思うことは大事ですが、それを貫く精神力も大事ですが、それが間違っているなら正す精神力も兼ね備えなければなりません。
しかしながら相手を思う気持ち、人の事を考える気持ち自分の幸せと他人の幸せを願うこと、思いやりだけは変わらずに大切にしたいです。
人生生きていくのは色々なことがありますが、これだけは変わらずに生きていきたいと思います。
皆様の平穏な生活とご健康 幸せを心よりお祈りいたします。
南無大師遍照金剛
合掌
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